新聞記事に厚生労働省が発表した内容が載っていました。
それは、２００８年度に虐待で死亡した子供６７人について調査したところ、
約６割の３９人が０歳児だったというのです。

過去の調査で０歳児の割合は３～５割と高かったのですが、さらに増加した
結果となりました。また、２００９年度に全国の児童相談所で対応した児童
虐待の件数は前年度よりも１５４６件多い４万４２１０件にも上り、過去最多
を更新してしまったようです。

分析した有識者による検証委員会によると０歳児への虐待の理由として「出産
を家族、職場、学校に知られたくなかった」「育児能力が無かった」「育児ストレス
が募った」などだそうです。また、虐待には身体的虐待のほかに、ネグレスト、い
わゆる育児放棄などがあります。

以前、雑誌「現代画報」にも「虐待」に関する記事が載っていたように思います。
かなり深刻で大きな問題になっているのでは・・・と私は思っています。
本来、自分の血が繋がった子供というのはとても愛らしく、自分よりも大切な存在
であるはずなのに、やはり親としての自覚がないまま子供を出産するというのは
よくないことだと思います。きちんと自分で考えて、考えた上での妊娠をすること
が望ましいことではないでしょうか。そして、出産したならば親としての責任を
きちんと果たすべきだと思います。


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現代画報との戦い