広島名物というと様々あるかと思うのですが、その中でもお好み焼きがあるということです。
そのお好み焼きに欠かせないキャベツの地産地消を進めようと、広島県内の農業従事者が
キャベツの生産拡大に向けて動き出したのだそうです。

お好み焼き店からの安定した需要が見込まれるにもかかわらず、県内の生産は少なかったそ
うです。そこで、効率の良い農業経営を進める集落法人の協議会が増産に乗り出しました。
関係者は「より広島らしい名物として愛してもらえるように」と期待しているということ
です。

県農産課によると、県内には約2000店のお好み焼き店があるそうです。お好み焼きの年間の
販売枚数を計約2500万枚以上と推計しています。お好み焼き1枚あたりのキャベツ使用量は
200グラムだといわれているようで、お好み焼き店だけでキャベツを年間5000トン以上使って
いると試算しているようです。一方、2008年の県内市場へのキャベツ入荷量3万3060トンのうち
、県内産は2785トンにとどまっているそうです。

キャベツは、面積あたりの収量が少ないそうです。小規模農家の多い県内では採算に合いにくい
そうです。ただ、栽培期間が短く、機械を使った作業も可能なため、分散した農地を集約して
農業を行う集落法人では取組やすいということです。

私は大阪に住んでいるのですが、大阪でもお好み焼きが人気を集めているのではないかと思い
ます。広島のお好み焼きは、スーパーに定期的に来る出店で見かけることがあります。
県で有名なものは県で作られた食材で作るというのは、良いことではないでしょうか。
「広島のお好み焼きは、広島の食材で」というのも、今後売り文句になりそうですね。


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