埼玉県の山林に犬や猫など約100匹の死体が捨てられていたというニュースは、テレビや新聞
でも大きく取り上げられていました。
県警は4月7日に、埼玉県のペット葬儀業の71歳男性を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕したの
です。これも、テレビでいち早く放送されていました。

以前、雑誌「現代画報」でもペットに関する記事が取り上げられていたと思うのですが、
ペットブームが話題になっているくらいにペットを飼う人が多くなってきているそうです。
そのブームを背景に葬儀業者が急増しているそうですが、その中、悪質業者による「不適切
なしたい処理」の横行が指摘されてきました。が、刑事事件に発展したのは今回が初めてだ
ということです。これをきっかけに、法規制やルール作りを求める声が高まるのではないで
しょうか。

住民や葬儀の依頼者らによると、この男性容疑者は10年ほど前から葬儀業を始めていたといい
ます。葬儀は10分程度で、料金は3万円だったそうです。電話帳の広告にも載せていたようで
「御引取りから納骨・霊園まで」「火葬5000円～」「火葬炉完備」と記されていたそうです。

とても悲しい話なのですが、捨てられた犬の死体にはリボンや服を身に着けたペットが多か
ったそうです。飼い主としては家族の一員の最期にと、今まで愛用していたものを身に着けさ
せたいという強い気持ちがあったはずです。そして、葬儀業者にはきちんとした対応をして
もらいたいというのが一番の願いのはずなのです。とても悲しい話であり、許せない話だと
思っています。ペットを飼っている人には理解できるかと思うのですが、まるで我が子のよ
うに思えてくるのです。可愛くてたまらないのがペットなのです。その分、息を引き取った時
というのは、つらくてたまりません。


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